自分に合った安眠法の工夫(睡眠衛生指導)
眠りを妨げる要素があふれている現代社会で安眠するためには、不眠の原因を取り除き、自分なりの安眠法を工夫することが必要です。このような工夫はよりよい睡眠を取るための生活習慣という意味で睡眠衛生と言われ、以下のようなポイントがありますので皆さん試してみてください。
①体内時計を維持・強化する。
毎朝同じ時刻に起床し、太陽の光を取り入れ、3食リズムよく食べる。
②ライフスタイルを見直す。
睡眠不足に注意するなど生活リズムを見直し、夕方以降の精神的興奮や激しい運動は避ける。
③嗜好品に注意する。
就寝前4時間のカフェイン摂取や就寝前1時間の喫煙を避け、寝酒もしない。
④寝室環境を快適にする。
明るさ、音、温度、湿度、換気を調節し、部屋の模様替えをしたりする。
⑤睡眠にこだわりすぎない。
無理に眠ろうとせず、眠たくなってから床につく。眠れない時や夜中に目が覚めた時は一度寝床から離れる。夜中に目が覚めても時刻を確認しない。